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初めてのオンラインレッスン。メリットや準備・良質なレッスンのためのポイント

2020年5月27日

新型コロナによる外出自粛の影響で休講になっている教室は多いと思います。1〜2ヶ月にわたる休講は、生徒様にとっても私たち講師にとっても深刻な問題です。まだ続きそうなこの状況、ZOOMなどの動画通話サービスを利用したオンラインレッスンを取り入れてみませんか?

そこで本記事では、オンラインレッスンのメリットや、導入にあたって理解しておきたいこと、質の高いレッスンをするためのポイントなどをわかりやすくご説明します。

★オンラインレッスンのポイント★

  1. ・オンラインレッスンなら外出自粛中でも継続可能
  2. ・新たな需要獲得につながる可能性も
  3. ・オンラインレッスン用のプログラムを考えることが大切

オンラインレッスンのメリット

●外出自粛中でもレッスンができる

オンラインレッスンであれば自宅のパソコンで受けることができます。外出不要のため、新型コロナによる自粛中でもご受講いただけます。

●レッスンを続けやすくなる

オンラインレッスンであれば、お天気にも左右されません。また、交通費や時間の節約にもなります。これまで「お稽古事を始めたものの、なかなか通い続けられなくて・・・」という方でも、「通う」というハードルがなくなることでレッスンを続けやすくなります。

●新たな需要獲得につながる可能性も

オンラインレッスンなら場所の制限がありません。ネット環境さえあれば全国どこからでも受講できます。そのため、オンラインレッスン開始は、新たな生徒様の獲得につながるチャンスとも言えます。

また、例えば生徒様がお子様の場合、お稽古事は保護者の方の送迎が必要なことがあります。共働き世帯などお忙しい方だと、送迎のタイミングが合わずあきらめざるをえないケースも。しかし、オンラインレッスンなら送迎の必要がありません。

●画面越しの方がかえって良い緊張感が生まれることも

意識次第では、通常レッスンよりもしっかり正面から生徒様の顔を見てレッスンすることも可能です。生徒様からすると「先生に見られている感」をより感じることができるので、より集中して良い緊張感につながります。

●その他のメリットも

ご自宅でのレッスンですので、ご家族の習い事への興味や理解にもつながりやすくなります。また、レッスン後そのまますぐに復習をすることも可能です。記憶が新しいうちに繰り返し練習することで、上達の近道にもなります。

オンラインレッスンを始めるにあたって知っておきたいこと

●オンラインレッスン導入に必要なもの

スマホと通信環境などがあればオンラインレッスンは可能ですが、講師側は、スマホではなくPCやタブレットなど、できるだけ大きい画面でレッスンできる環境を整えた方がレッスンはしやすくなります。
また、場合によってはスマホやタブレットをセッティングできるスタンドや、マイク等揃えると、より良い環境でレッスンが可能です。

●内容によってはオンラインレッスンが難しいこともある

レッスンの内容によっては向いていないこともあります。
例えば、ビデオ通話や配信サービスにはどうしてもタイムラグが生じます。そのため、先生と生徒様が同時に何かをするのは困難です。また、生徒様に触れて指導をすることができないため、それが障害になることも。このほか集団でレッスンをする場合は、同時に声や音を出すと音が途切れやすくなるリスクが発生します。
オンラインレッスンをする際は、こういった背景を理解しておきましょう。

●オンラインレッスンならではの方法・工夫が必要

オンラインレッスンでは非言語メッセージ(空気感)が伝わらないため、言葉のかけ方や動作には工夫が必要です。また、理解の難しい低年齢のお子様へのレッスンは、保護者の方のご協力が必要となります。

よりクオリティの高いオンラインレッスンをするポイント

1. メリットデメリットをよく理解し、「オンラインレッスンならでは」を見つける。

通常のレッスンとオンラインレッスンは別物と考え、メリットを活かす講義内容を考えましょう。
例えば、音楽教室の場合、普段のレッスンでは楽器を演奏することに重点を置くことが多いかと思います。しかし、オンラインレッスンでは細かい表現やニュアンスを伝えるのが難しかったり、音の遅れが発生してスムーズにレッスンができなかったりするケースが考えられます。そこで、楽器を演奏する以外に、zoomの機能を使って1つの画面を一緒に共有し、音楽理論や聴音などのレッスンをするのがおすすめ。ゲーム感覚で効果的に楽しく行うことができます。

2. 視覚聴覚にしっかり訴えかける。

空気感が伝わらないオンラインレッスンでは、全ての情報を視覚・聴覚から取り入れます。通常のレッスン以上に一つ一つわかりやすく丁寧にお伝えすることを心がけてください。また、言葉でのコミュニケーションをより意識して、笑顔で柔らかい雰囲気を作り上げるように意識しましょう。

3. 講師自身が画面にどのように写っているか、常に意識しましょう。

常に画面に自分自身や教材・ホワイトボードなどがどのように写っているか意識するようにしましょう。画面からはみ出したり向きが逆になっていたりしないか意識を。見やすくわかりやすいレッスンを心がけ、生徒様にストレスにならないよう配慮しましょう。


はじめのオンラインレッスンは、通常のレッスンとは別物と考えて、準備・心構えしておくことが必要です。講師側も慣れるまで大変かもしれませんが、コツを掴んで有意義な時間にしていただければと思います。

編集:小嶋らんだ悠香(株式会社ファーストブランド)

キーワード: オンラインレッスン, フリーランス, 事業主

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ニコットミュージック代表・リトミック講師
竹村佳代子さん (ニコットミュージック-nicotto music-)
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